こんにちは、dusk(@dddusk)です。
今回はMacbookをクラムシェルモードで使用している方々に向けた記事となります。
そんな方々を地味〜〜〜に悩ませる問題が、この記事のテーマです。
- クラムシェルモードでMacを使用している方
- macOSのログイン時、正しいパスワードを入力してもログインできないという問題を抱えている方
- 外付けキーボードによるmacOSへのログインがうまくいかない!という方
macOSにログインできない?!クラムシェルモードの罠
恥ずかしげもなく主張しますが、私はコッテコテのApple信者です。
会社から支給されているコンピュータはMacbook Airですし、プラベート用の端末ではMacbook Proを使用しています。
そしてこれまた愛機であるHPの34インチワイドディスプレイに接続し、Macbookのディスプレイは基本的には閉じて作業しています。
俗に「クラムシェルモード」と言われる使用方法ですね。
クラムシェルモードとは、ノートパソコンのディスプレイを閉じて、外付けモニターやプロジェクターに接続して使う方法です。
【デスクトップ化】MacBookクラムシェルモードのやり方!必要なものも紹介
そんなこんなで世はまさに大作業効率化時代なわけですが、大画面で作業を進めることは私にとっても必要不可欠です。
大画面ディスプレイと、最強つよつよキーボードであるHHKB(Happy Hacking Keyboard)の組み合わせは私にとって欠かせないセットアップなのです。
しかし、この理想的な組み合わせには、ちょっとした落とし穴があったのです。
それは、macOSのログイン画面。
特定の場合において、正確なパスワードを入力してもログインすることができないのです
これが、今回の記事のテーマです。
macOSにログイン失敗する際の発生状況

何度も何度も入力しているパスワード。よもや打ち間違えようがません。
ところが、絶対に正しいパスワードを何度打ち込んでも、macOSにログインすることができないのです。
この現象は、次のような特定の条件下でのみ発生します。
暫定的な解決策、でも不便すぎ
当然、この問題を何とか解決しようと試みました。
最も直接的な解決策として考えたのは、クラムシェルモードを解除し、MacBook本体のキーボードから直接パスワードを入力することでした。
しかし、この方法には大きな不便さが伴いました。
毎回ログインのたびにクラムシェルモードを解除しなければならないのです。
大画面で作業をするためにディスプレイを接続しているのに、そのために何度もクラムシェルモードを解除しては元に戻す。
これでは、クラムシェルモードの利点が台無しになってしまいますよね。これはつらい。
原因が判明!問題は「配列の誤認識」
その後、何とかこの問題の原因を突き止めることができました。
キーボード配列が誤認識されていることが原因でした。
具体的には、私に使用しているJIS配列のHHKBが、OS立ち上げ直後のログイン時にはなぜかUS配列として認識されてしまうのです。
このことに気づいたきっかけは、借り物のUS配列のキーボードを一時的に使用していたときでした。
この際には問題なくログインに成功したことがヒントとなり、問題の核心に迫ることができたのです。
解決策:US配列のキー配列を覚えよう

そうとわかれば解決策は非常にシンプルです。
それは、ログイン時には一時的にUS配列に従ってキーを入力することです。
JIS配列とUS配列でキー配置が異なる記号を使用しているパスワードの場合、この解決策が有効となります。
たとえば私の場合、パスワードに"@"を使用していました。そして"@"の入力方法はJIS配列とUS配列で異なるのです。
JIS配列であれば `
や “
が印字されているキーを押せば @
が出力されます。
一方で、US配列と認識されている場合は、 shift + 2
と入力する必要があるわけです。
つまり、同様の事象に陥った際は、パスワードに含まれる記号に対応するUS配列の位置を一緒に覚えておくことが大切なのです。
これが、macOSログイン時に外付けキーボードを使う際の秘訣となります。
それかパスワードに記号を使用しないことですね。セキュリティのことは気にしない硬派な方におすすめです。
もし皆さんが同じ問題に直面している場合は、次の対応策を試してみてください。
- パスワードに使用している記号がUS配列とJIS配列でキー配置が異なっている場合、US配列における入力方法を覚えよう!
- 記号を使わず英数字のみのパスワードを設定するなど、パスワードを変更する
JIS配列とUS配列の対応表が、以下のブログ様にて公開されています。
あわせてご参照ください。
まとめ:クラムシェルモードでのログイン問題と解決策
最後に、この記事の内容を簡潔にまとめてみましょう。
- macOSのログイン画面では、外付けキーボードが一時的にUS配列として誤認識されることがあります。
- この問題は、JIS配列とUS配列でキー配置が異なる記号をパスワードに使用している場合に発生する
- 対策としては、パスワードに使用している記号のUS配列における位置を覚えておくことが有効
同じパスワードに対して複数の入力方法を覚えておくのは少し大変かもしれませんね。
それでも愛用の外付けキーボードからログインできる快適さと喜びには替えられません。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。快適なMacライフをお楽しみください。